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当会は「お客様の良き漢方相談相手」を目指す新潟県内薬局・薬店による任意団体です。

会員店同士で定期的な勉強会を行い、日々研鑽を積んでおります。

 

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中医学(漢方)と西洋医学との違い

中医学には、西洋医学と異なる3つの特徴があります



❶予防医学として

予防医学である【中医学(漢方)と西洋医学との違い】

病気とは言えないけれど心身の不調から健康とも言えない状態や、本当の病気に進みつつある状態を「未病/みびょう」と呼びます。中医学はこの未病を治療し、悩みの症状を改善するとともに、進みつつある病気の予防をします。

 

❷心身全体を診る

心身全体を診る【中医学(漢方)と西洋医学との違い】

西洋医学の診断や検査では、不調や病気になった臓器を局所的に診ることが多いですが、中医学においては問題の臓器だけを診るのではなく、「身体の全体がどうなのか?」「心の状態はどうなのか?」のように心身全体の状態を診ます。

 

❸個人に合ったお薬を処方

個人に合ったお薬を処方する【中医学(漢方)と西洋医学との違い】

中医学では、同じ病気や症状に誰でも同じ治療方法をとるのではなく、病因や体質を見極め、個人個人に合ったお薬を処方。個人の特徴や体質はもちろん、自然界の気候の変化・住環境など外界から受ける影響も考慮した治療を行います。

 


特徴の補足

❶予防医学として人間は季節や住んでいる土地に適応して、その自然の恵みを受けて生活しています。しかし、季節の移り変わりでの気候の変化や環境の変化が大きいと、適応できずに病気にかかりやすくなります。中医学では、人間が生活する土地の気候・風土・住環境がもたらす寒さ・暑さ・湿気・乾燥などが身体に及ぼす影響も考慮して治療を行います。
❷心身全体を診る中医学では、季節・天候・地域の風土からの寒さ・暑さ・湿気・乾燥なども身体へ影響すると考えるので、人間をとりまく環境とその変化による身体への影響も考慮して治療を行います。

中医学は全体のバランスを整えることを重視します


中医学は全体のバランスを整えることを重視します【新潟中医薬研究会】

個人の内的環境は、外界である自然界の環境的要素などの影響を受けて絶えず変化しており、この状態こそが生命活動で、このバランスが崩れると疾病の原因になると中医学では考えます。

 

このように、全体がバランスを取りながら平衡を保っている状態を「整体性/せいたいせい」と言います。この考えに基づき、ある1つの現象をそれだけの問題として見るのではなく、全体のバランスから捉える考え方を「整体観/せいたいかん」と言います。

 

中医学ではこれらの考えに基づき、ある1つの症状だけを治療するのではなく、全体のバランスを調えることを重視します。ですから、似たような症状や病気であっても、個人の特徴や体質はもちろん、自然界の気候変化や住環境など、外界から受ける影響も考慮したT.P.Oに合わせた治療を行うことが大切だと考えています。

 

私たち新潟中医薬研究会は中医学の考え方のもと、地域の方々の健康づくりのお手伝いをいたします。